「18歳選挙権」で初めての衆議院選挙~「衆院選」については9割以上の子が「知っている」と回答、投票についても6割以上が「行く予定」と回答~

なお、回答者の属性は「18歳(61.8%)」「19歳(38.2%)」、職業は「高校生(42.2%)」「大学生・専門学校生(43.1%)」「その他(14.7%)」となっています。
<調査概要>
- 調査テーマ 衆議院選挙関する調査
- 調査対象 18・19歳の女の子
- 調査期間 2017年10月14日~2017年10月15日
- 調査方法 インターネットリサーチ
- 有効回答数 102名
- 調査主体 プリキャンティーンズラボ byGMO
- ※本調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計しても100%とならない場合がございます。
調査結果サマリ
-
10月22日の衆院選の投開票、大多数の子が「知っている」と回答!
-
「投票に行く予定」と答えた子が6割超!
-
投票する政党「わからない・特にない」が過半数に
-
投票に行かない理由は「自分が行っても変わらないと思うから」
10月22日の衆院選の投開票、大多数の子が「知っている」と回答!
まず、「10月22日に衆議院選挙の投開票があることを知っているか」を10代女子に聞きました。
その結果、「知っている(90.2%)」と答えた子がほとんどで、「知らない(9.2%)」は少数派となりました。
「投票に行く予定」と答えた子が6割超!
続いて、「10月22日の衆院選の投開票に行く予定があるか」を聞いたところ、「行く予定(66.7%)」が6割超となり、選挙に対しての意識の高さが伺えました。「行く予定がない(24.5%)」は3割以下の結果に「わからない(8.8%)」という結果から、選挙に行くかどうか決めかねている子は少数派ということがわかりました。
投票する政党「わからない・特にない」が過半数に
「選挙に行く」と答えた子に、「衆院選で投票したいと思う政党または投票したい候補者がいる政党」を聞いたところ、「わからない・特にない(57.4%)」が過半数となりました。
政党別に見ると「自由民主党(16.2%)」が最多に、「希望の党(8.8%)」と続きました。
(図2)衆院選で投票したいと思う政党または投票したい候補者がいる政党 [N=68 単一回答]
投票に行かない理由は「自分が行っても変わらないと思うから」
「選挙に行かない」と答えた子に、「選挙に行かない理由」を聞いたところ、「自分が行っても変わらないと思うから(32.4%)」「どこに投票していいかわからないから(29.4%)」「選挙権があることを知らなかったから(29.4%)」「選挙に関心がないから(29.4%)」「投票の仕方がわからないから」などが上位となりました。
(図4)投票に行かない理由 [N=34 単一回答]
【調査結果まとめ】
選挙権が18歳以上に引き下げられてから初めての衆議院選挙ということで、注目されている、「衆議院選挙に関する調査」を行いました。
10月22日に衆議院選挙があることを知っている子や投票に行くと答えた子が大多数であり、選挙への関心の高さが伺えるものの、投票する政党に関しては「わからない」という回答が多いのが印象的となっており、10代の参加をさらに促すために、わかりやすい仕組みを考える必要性があると感じました。