「夏休みとスマホの使い方に関する調査」
約7割の子が「夏休みはスマホ利用時間が増える」と回答、
平均増加時間は184.4分に

「夏休みとスマホの使い方に関する調査」 約7割の子が「夏休みはスマホ利用時間が増える」と回答、 平均増加時間は184.4分に

女子中高生を対象に「夏休みとスマホの使い方に関する調査」を実施いたしました。

回答者の属性
13歳から15歳がボュームゾーン、スマホのOSは「iOS」が過半数

回答者の年齢は13歳~15歳がボリュームゾーンとなり、属性別では「中学生(56.2%)」が「高校生(43.8%)」を上回りました。また、スマホの所有率は99.0%と、ほとんどの子がスマホを持っている結果となり、利用しているスマホのOSは「iOS(54.4%)」が「Android(42.5%)」を上回りました。

(図1)アンケート参加者の年齢分布[N=612 単一回答]

アンケート回答者の年齢のグラフ

(図2)アンケート参加者の属性[N=612 単一回答]

アンケート参加者の属性のグラフ

(図3)利用しているスマホのOS[N=612 単一回答]

利用しているスマホのOSのグラフ

夏休みの予定は「期末テスト後」に立てる!リサーチ方法は「インターネット検索」が最多

まず、女子中高生に「夏休みにやりたいこと」を聞きました。その結果、「お祭りに行きたい(81.9%)」が8割超で最多、次いで「花火大会に行きたい(69.8%)」が約7割となり、夏らしいイベントが上位にのぼりました。
また、「夏休みの予定を調べ始めるタイミング」を尋ねたところ、「期末テストが終わったあたり(7月頃)(29.4%)」が最多となりました。「夏休みが始まる一週間ぐらい前(17.8%)」という回答と合計すると、約半数(47.2%)の子が『期末テスト後から夏休みに入る直前のタイミング』で予定を立て始めることがわかりました。また、「夏休みが始まってから(16.5%)」や「調べない(15.7%)」という子も一定数いるようです。
さらに、「夏休みの予定を調べる方法」を尋ねたところ、「インターネット検索(67.4%)」が約7割で最多となり、次いで「Twitter(43.8%)」「Instagram(42.7%)」と続きました。

(図4)夏休みにやりたいこと[N=612 複数回答]

夏休みにやりたいことのグラフ

(図5)夏休みの予定を調べ始めるタイミング[N=612 単一回答]

夏休みの予定を調べ始めるタイミングのグラフ

(図6)夏休みの予定を調べる方法[N=612 複数回答]

夏休みの予定を調べる方法のグラフ

夏休みにスマホを利用する時間「増える」が約7割

増加時間は平均184.4分、「友達との連絡」が増える

続いて女子中高生に、夏休みになるとスマホを利用する時間が増えるかどうかを尋ねたところ、約7割の子が「増える(69.8%)」と答えました。「増える」と答えた子に、普段よりも1日あたりどのぐらい増えるのかを質問したところ、「2~3時間未満(28.6%)」が約3割で最多となり、次いで「5時間以上(23.9%)」と答えた子も2割超に上りました。また、夏休みにスマホを利用する時間が増えると答えた子の平均増加時間は、184.4分(約3時間)となりました(※1)。
 さらに、「利用時間が増えること」を聞いたところ、「友達との連絡(81.3%)」が8割を超える結果となり、次いで「音楽を聞く(74.2%)」「動画の視聴(71.4%)」が票を集めました。
(※1)平均増加時間は、各選択肢の階級値を用いて算出。

(図7)夏休みのスマホの利用時間の増減[N=606 単一回答]

夏休みのスマホの利用時間の増減のグラフ

(図8)増える時間(1日あたり)[N=423 単一回答]

増える時間(1日あたり)のグラフ

(図9)利用時間が増えること[N=423 複数回答]

利用時間が増えることのグラフ

インターネットで知り合いができたことのある子は6割超!

うち「実際に会ったことがある」子は約4割、相手は「同性」が多い結果に

最近では、SNSを通じて犯罪被害に遭った子が増えていることから、スマホの利用時間が増える夏休みに向けて、警察庁と文部科学省がインターネットの危険性を啓発するリーフレットを作成するなど、スマホネイティブ世代のインターネットの利用について一層の注意喚起が行われています。

そこで女子中高生に、「インターネットを通じて知り合いができたことがあるか」を尋ねたところ、「ある(60.4%)」が6割超にのぼりました。また「知り合いができたサービス」については、「Twitter(63.4%)」が6割超で突出する結果となり、次いで「Instagram(29.5%)」と続きました。

さらに「知り合いができたことがある」と答えた子に、「実際に会ったことがあるか」を聞いたところ、「実際に会ったことがある(37.4%)」が約4割にのぼりました。会ったことのある相手の性別については、「同性(89.1%)」が約9割にのぼり、「異性(29.2%)」は約3割に留まりました。

(図10)インターネットを通じて知り合いができたことがあるか[N=606 単一回答]

インターネットを通じて知り合いができたことがあるかのグラフ

(図11)知り合いができたサービス[N=366 複数回答]

知り合いができたサービスのグラフ

(図12)実際に会ったことがあるか[N=366 単一回答]

実際に会ったことがあるかのグラフ

(図13)実際に会った子相手の性別[N=137 複数回答]

実際に会った子相手の性別のグラフ

インターネットでトラブルに遭ったことがある女子中高生は約2割

続いて、実際に「インターネットでトラブルを経験したことがあるか」を女子中高生に尋ねました。結果、女子中高生の約2割が「ある(18.3%)」と答えました。
また、「ある」と答えた子に「トラブルを相談した人」を聞いたところ、「リアルの友達(41.4%)」が最多となったものの、「一人で解決した(31.5%)」が3割超、「特に何もしていない(18.0%)」も約2割にのぼっており、誰にも相談しない子も多いことがわかりました。

(図14)インターネットでトラブルに合った経験[N=606 単一回答]

インターネットでトラブルに合った経験のグラフ

(図15)トラブルを相談した人[N= 111 複数回答]

トラブルを相談した人のグラフ

本調査の背景

昨年「プリキャンティーンズラボ byGMO」では、『女子中高生の夏休みのスマホ事情に関する調査』を実施し、夏休みにスマホの利用時間が増える子が多いことや、夏休みのスマホの使い方について把握することができました。
昨今では、青少年におけるスマホの普及に伴って、SNSに起因する犯罪被害に遭った児童数が増加傾向にあり、2017年は過去最多を記録しています(※2)。こうした中、インターネットの使い方を啓発する動きも活発になっています。そこで「プリキャンティーンズラボ byGMO」は、今年も女子中高生の夏休みの「スマホ事情」を探るとともに、インターネットを通じたリアルでのコミュニケーションや、その利用に起因するトラブルについて探るべく、『夏休みとスマホの使い方に関する調査』を行いました。
(※2)警察庁:平成30年4月26日発表 平成29年におけるSNS等に起因する被害児童の現状と対策について

本調査結果の引用・転載について

本調査の一部を引用・転載される場合には、出典として「プリキャンティーンズラボ byGMO」及び調査名称『夏休みとスマホの使い方に関する調査』とURL(http://lab.prcm.jp/summervacation-and-sns/)の併記をお願いいたします。

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