「成人年齢引き下げに関する意識調査」を実施
~「成人年齢引き下げ」の認知度は約9割!SNSで話題の「成人式の開催が18歳になるかもしれないこと」は6割が反対する結果に~

「成人年齢引き下げに関する意識調査」を実施 ~「成人年齢引き下げ」の認知度は約9割!SNSで話題の「成人式の開催が18歳になるかもしれないこと」は6割が反対する結果に~

GMOインターネットグループのGMOメディア株式会社(代表取締役社長:森 輝幸 以下、GMOメディア)が運営する、10代の女の子に関する研究機関「プリキャンティーンズラボ( http://lab.prcm.jp/ )」は、女子中高生を対象に「成人年齢引き下げに関する意識調査」を実施いたしました。

回答者の属性
~13歳から16歳がボリュームゾーン、スマホのOSは「iOS」が過半数~

回答者の年齢は13歳~16歳がボリュームゾーンとなり、属性別では「中学生(53.5%)」が「高校生(46.5%)」をやや上回りました。利用しているスマホのOSは、「iOS(55.0%)」が過半数にのぼり、「Android(39.2%)」を上回りました。

(図1)アンケート参加者の年齢分布[N=658 単一回答]

アンケート参加者の年齢分布のグラフ

(図2)アンケート参加者の属性[N=658 単一回答]

アンケート参加者の属性のグラフ

(図3)利用しているスマホのOS[N=658 単一回答]

利用しているスマホのOSのグラフ

女子中高生の4割超が政治に興味・関心アリ!一方「興味・関心は全くない」が2割弱に

まず、女子中高生に「政治への興味・関心度」を尋ねました。結果、「興味・関心は強い(8.2%)」と「興味・関心はある(34.3%)」を合わせて4割超(42.5%)の子が、政治に何らかの興味・関心を持っていることが分かりました。
一方で、「興味・関心は全くない(17.6%)」と、「興味・関心はあまりない(39.8%)」を合わせると約6割(57.4%)にのぼり、政治に興味・関心のない子の方が多い結果となりました。

(図4)政治への興味・関心度[N=658 単一回答]

政治への興味・関心度のグラフ

民法改正による「成人年齢引き下げ」の認知度は約9割

「成人年齢引き下げ」を知ったきっかけは「テレビ」が8割超!

続いて、成人年齢を20歳から18歳に引き下げること(以下、「成人年齢引き下げ」)を含む、民法および関連法の改正案が検討されていることについて質問しました。
「成人年齢引き下げ」の認知度については、「聞いたことがあり、内容をある程度知っている(54.0%)」が過半数にのぼり、「聞いたことはあるが、内容は知らない(35.4%)」と合わせると約9割(89.4%)の子が認知していることがわかりました。
 また、「成人年齢引き下げ」を認知している子に、その情報をどこから得たかを尋ねたところ、「テレビ(84.5%)」が突出する結果となりました。続いて「インターネットニュースサイト・アプリ(24.5%)」「人から(家族や友だち)(20.4%)」「学校の授業・先生(19.9%)」がそれぞれ約2割にのぼっています。

(図5)「成人年齢引き下げ」の認知度[N=658 単一回答]

「成人年齢引き下げ」の認知度のグラフ

(図6)情報を知ったきっかけ[N=588 複数回答]

成人年齢引き下げについての情報を知ったきっかけのグラフ

「成人年齢引き下げ」の賛否、「どちらとも言えない」が約半数に

「成人年齢引き下げ」自体の賛否を尋ねたところ、「どちらとも言えない(45.6%)」という回答が約半数を占めました。一方で、「反対(38.9%)」が「賛成(15.5%)」を23ポイント以上上回る結果となり、現状では賛成の意思を持っている子は少数であることが分かりました。
また、賛否それぞれの理由を自由回答で尋ねたところ、「賛成」と答えた子からは『精神年齢が徐々に高まり、少子高齢化なども進んでいるから』『選挙権が18歳からになったから、18歳で成人でもいいと思う』という意見が挙がりました。
一方「反対」と答えた子からは、『18才で成人すると、ただでさえ短い子供でいられる時間がさらに短くなるから』『節目はキリが良いほうがいいと思うから 他にも、お酒やタバコなども同じ年齢だから』といった意見が挙がりました。

(図7)「成人年齢引き下げ」の賛否[N=658 単一回答]

「成人年齢引き下げ」の賛否のグラフ

女子中高生が「大人」だと思う年齢は「20歳」が最多、次いで「18歳」という結果に

また、「成人年齢」に関連して、女子中高生が「大人だと思う年齢」について聞いたところ、現在の成人年齢である「20歳(45.0%)」が約半数の回答を集め、次いで「18歳(27.4%)」、「22歳(11.6%)」と続きました。

(図8)大人だと思う年齢[N=658 単一回答]

大人だと思う年齢のグラフ

「成人年齢引き下げ」に伴う対応への賛否は?

民法および関連法の改正案では、「成人年齢引き下げ」に伴って、婚姻年齢が男女ともに18歳に統一されることや、18歳、19歳でも親の同意なくクレジットカードの契約ができるようになるといった内容が盛り込まれているほか、SNSでは「成人式の開催が18歳になるかもしれない」として話題にのぼっています。そこで女子中高生に「成人年齢引き下げ」に伴って対応する可能性があることについて、賛否を尋ねました。

「成人式の年齢」や「クレジットカードの契約可能年齢」の引き下げに反対票が集まる結果に

「反対」という回答が最も多かったのは、「成人式の開催が18歳になること(60.9%)」で、女子中高生の6割超が反対していることが分かりました。次いで「18歳、19歳でも親の同意なしにクレジットカードの契約が可能になること(42.7%)」も、「反対」という回答が4割超にのぼっています。
一方、「賛成」という回答が多かったのは、「性同一性障害の人が、18歳から家庭裁判所に性別変更の申し立てができるようになること(37.8%)」「婚姻年齢が男女ともに18歳に統一されること(33.6%)」で、それぞれ女子中高生の3人に1人以上が「賛成」と回答しました。

(図9)「成人年齢引き下げ」に伴う対応への賛否[N=658 単一回答]

「成人年齢引き下げ」に伴う対応への賛否のグラフ

「成人年齢引き下げ」に伴う対応、女子中高生の率直な意見は?

続いて、「成人年齢引き下げ」に伴う各種対応について、女子高生の率直な意見を深掘りするべく、自由回答で意見を聞きました。中でも「反対」意見の多かった「成人式の開催が18歳になること」と、「賛成」意見の多かった「婚姻年齢が男女ともに18歳に統一されること」に加え、「どちらともいえない」という回答が多かった「飲酒・喫煙の解禁年齢は20歳のまま据え置かれること」について、賛否双方の意見を以下に抜粋します。

成人式の開催が18歳になること
【賛成】
「早いと思うけど社会にもう出るんだ、っていう気持ちが高校で準備できるからいいと思う(14歳・中学生)」
【反対】
「18歳は高校の卒業式や大学の入学式、就職活動など忙しい時期なので、成人式は20歳でいいと思う。(16歳・高校生)」
「それが開始された年に19歳の人は成人式を行えないとSNSで話題になっているがどうなるのか(15歳・高校生)」
【どちらともいえない
「今までと変わるのは少し嫌な気もするけど、成人をお祝いするものだから、いいんじゃないかとも思います。(15歳・中学生)」

婚姻年齢が男女ともに18歳に統一されること
【賛成】
「男女ともに婚姻年齢が統一されるから、公平で良いと思う(12歳・中学生)」
「ある程度男女共に大人であることが必要不可欠だと思うので賛成します。(15歳・中学生)」
【反対】
「女性は出産などがありますので、16歳からでもよろしいかと思います。(15歳・中学生)」
【どちらともいえない】
「16で女子が結婚した事が前の年で何件あるのか調べ、多かったら考え直した方がいいと思う(15歳・高校生)」

飲酒・喫煙の解禁年齢は20歳のまま据え置かれること
【賛成】
「18歳という年齢はまだ高校生なので、そのうちから飲酒・喫煙は早いと思うので20歳のままというのはいいと思います(13歳・中学生)」
「高校3年生の中でお酒が飲める人、飲めない人、がいるという状況が良くないからいいと思う。(15歳・高校生)」
【反対】
「成人を18歳にするなら飲酒、喫煙の解禁年齢も18歳にして欲しい。統一して欲しい。(13歳・中学生)」
「18歳で成人なら飲酒ぐらい許して欲しいなと思う(15歳・高校生)」
【どちらともいえない】
「喫煙をする予定はないのでなんとも思わない(16歳・高校生)」

本調査の背景

現在日本政府では、若年層の自立や社会参画を促すことで、社会へ大きな活力をもたらすことを目的に、「成人年齢の引き下げ」を含んだ民法および関連法の改正案が検討されています。2018年4月24日からは衆議院本会議で審議入りし、これが成立すれば、2022年4月1日に施行される見通しとなっています。
一方で、「成人年齢の引き下げ」およびこれに伴う対応については、様々な影響が示唆されており、SNSでは成人式の開催年齢について話題になるなど、今後の動向に大きな注目が集まっています。
 そこでこの度「プリキャンティーンズラボ」は、2022年に18~20歳を迎える子を含む、現在の女子中高生が「成人年齢引き下げ」についてどのように感じているのか率直な意見を探るべく、「成人年齢引き下げに関する意識調査」を実施いたしました。

<調査概要>

  • 調査テーマ 成人年齢引き下げに関する意識調査
  • 調査対象  女子中高生
  • 調査期間  2018年3月30日~2018年4月3日
  • 調査方法  インターネットリサーチ
  • 有効回答数 658名
  • 調査主体  プリキャンティーンズラボ

本調査結果の引用・転載について

本調査の一部を引用・転載される場合には、出典として「プリキャンティーンズラボ」及び調査名称「成人年齢引き下げに関する意識調査」とURL(http://lab.prcm.jp/adult-age/)の併記をお願いいたします。

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